7月の例会山行で南アルプスの北岳・間ノ岳に2泊3日テント泊に行ってきました。
(元々、針ノ木サーキット予定でしたが、天気予報と相談し急遽行先変更)
■1日目:7月25日(金) 広河原→北岳肩の小屋
・行程:芦安第2駐車場 → 広河原(1512m)→ 白根御池小屋(2235m)→ 小太郎尾根分岐(2847m) → 北岳肩の小屋(3015m)
芦安第2駐車場で車中泊し。起床後、乗合タクシー(バスより50円安い)で広河原へ。広河原のビジターセンターで準備運動・山行届提出後、出発。
最初川沿いは緩やかでした。大樺沢は近年の台風などの風水害で通行禁止でしたので、今回は白根御池小屋を目指します。小屋まで2時間半程度、樹林帯の中、登りが続きます。
白根御池小屋で南アルプスの美味しい水を給水。小屋で販売しているアイスが美味しそうでしたが、下山後のご褒美のため我慢。
つづいて、小屋からは草スベリコース。ひたすら急登が続き、太陽が出ていて気温があがり、2000メートルを超え空気が薄くなり息があがりますが、休憩を取りながら3時間ほど頑張りました。
なんとか小太郎尾根に着くと稜線で景色が広がりますが、雲が出てきたので最後のひと頑張り急いで肩の小屋まで向かいました。
小屋につくと雨が降ってきましたが、屋根付きの休憩所で軽食のなべ焼きうどんやカレーとビールを堪能しました。
少しすると雨が上がったので、テントを張ってその後宴会。夕日を堪能後、早めに就寝。
■2日目:7月26日(土)北岳肩の小屋⇔北岳→⇔間ノ岳
・行程:北岳肩の小屋(3015m)→ 両俣小屋分岐(3103m)→ 北岳(3193m)→ 吊尾根分岐(3095m)→ 北岳山荘(2884m)→ 中白根山(3055m)→ 間ノ岳(3190m)までのピストン
4時前に起床して、身支度し、富士山と日の出を見ながら朝食を堪能。
肩の小屋にテントを置いて出発。荷物が軽いです。
1時間ほどで日本で標高2番目の北岳に登頂。2番目から1番目の富士山が見えるのは贅沢な景色でした。
ここから300メートルほど下り、北岳山荘へ。ここもテント場があって、フラットで寝心地良さそうでした。(次回は、広河原から大樺沢をつけて八本歯のコル経由でこの小屋を使ってみたい。できれは奈良田まで縦走も。)
北岳山荘からな中白根山経由で300メートル登り返し日本で標高3番目の間ノ岳に登頂。
雲が出てきて午後から天気が悪そうなので、少し休んで肩の小屋まで来た道を戻りました。
北岳あたりから雨に降られましたが、そこまでは曇りで気温が上がらず快適な山行でした。
肩の小屋に戻っても雨が降っていたので、2日目も軽食をとって休憩所で雨が止むまで小宴会。雨があがってから、昨日同様、テントに戻り、宴会。この日も早めに就寝。
■3日目:7月27日(日)北岳肩の小屋→広河原
・行程:北岳肩の小屋(3015m)→ 小太郎尾根分岐(2847m)→ 白根御池小屋(2235m) →広河原(1512m)→ 芦安第2駐車場
この日も4時前に起床して、日の出を見ながら身支度と朝食とテント撤収。
1日目登った道を下っていきます。ここで富士山とお別れ。
休日のため登りの方が多く、道を譲りながら進みます。2時間ほどで白根御池小屋に到着。念願のアイスを担当しました。
広河原まで最後のひと踏ん張りで始発のバスを目指します。最後まで斜度がきつい坂が続きましたが、無事にゴールし、行きと同様タクシーで駐車場まで。
駐車場前の白峰会館で温泉とボリュームたっぷりの定食を食べて帰阪しました。
また来年もどこかアルプス夏山縦走に行きたいと思います!帰りの車中で椹島ロッヂに向かう林道崩落し、登山者が渡渉しながら下山したニュースを聞き、冷や汗。皆さん、おつかれさまでした。